住宅購入の基礎知識

住宅資金は、マイホームの購入に必要な「購入諸費用」と「頭金」のために準備するお金です。貯蓄のすべてを住宅資金に使ってしまうと、家を購入した後の生活に不安が残ります。貯蓄から、引越し費用などの「入居費用」や、病気・ケガなど万が一に備える「生活予備費」などを差し引いた金額を住宅資金とすることが重要です。

マイホームの購入で多くの人が活用する住宅ローン。購入予算を決める過程では、「いくら借りられるか」も考慮しなければなりません。

住宅ローンには「収入基準」といわれる条件があり、毎年のローン返済額は年収の20％程度が目安になります。この目安をもとに何年のローンにするかを考え、収入から逆算して住宅ローン借り入れ総額の目安を知ることができます。購入予算を決める際の、重要なヒントになるでしょう。

マイホーム購入金額のうち現金で支払う「頭金」は、一般的に購入金額の20％以上が理想です。少なくとも10％以上は用意したいといわれています。

それは頭金が多ければ借り入れ額が少なく済み、返済の負担も減るからです。

それでは貯蓄から「入居費用や生活予備費」を差し引くと、十分な頭金が払えない場合、家を買わないほうがいいのでしょうか。

以下の条件を満たせる人は、購入を検討してはいかがでしょうか。

マイホームを購入する際には、頭金や各種手数料をはじめ、マイホームを購入する際に必要な諸費用をあらかじめ計算する必要があります。具体的な計算はお近くの支店・ローンセンターにてお手伝いさせていただきますのでお気軽にご相談ください。