頭取メッセージ

ごあいさつ

皆さまには、平素より清水銀行ならびにグループ各社をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

当中間期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行に伴い、世界経済の減速による輸出の減少や部材調達難による生産の低下、国境を越えての人の移動が制限される中でインバウンド需要の低迷、感染拡大を防止するための外出自粛等の様々な影響から、国内外の需要が急速に落ち込み、多くの業種で景況感が下押しされることとなりました。

当行の主要営業基盤である静岡県につきましても、製造業及び非製造業の景況感は過去最低水準まで落ち込むこととなりましたが、足元では厳しい状況が続きながらも落ち着きを取り戻しつつあります。しかしながら感染症の収束は目途が立たない状況が続いており、企業はコロナ禍における事業継続に大きな変革を迫られております。

金融環境につきましては、日経平均株価は期初に1万8千円台を付けておりましたが、世界各国で機動的かつ大規模な金融緩和が行われたことにより株式市場は持ち直し、当中間期末には2万3千円台まで回復しました。

このような環境のなか、当行は、期間3年の第27次中期経営計画「ZENSHIN~架け橋を築く~」をスタートいたしました。「お客さま本位の追求」、「人財活力の最大化」、「経営基盤の強化」を基本方針と定め、2028年に迎える創立100周年に向けての1stフェーズとして、収益力の底上げを図っていく重要な期間と位置づけ、各種施策を展開してまいりました。

法人のお客さまへの取り組みとしては、コロナ禍により影響を受けたお客さまの資金繰り支援を最優先事項と位置づけ、迅速な資金供給に取り組んだほか、審査部内に企業サポート室を新設し、経営改善をサポートする人員を倍増させました。また、多様化するお客さまのニーズにお応えするため、シンジケートローンの主幹事として大口資金供給等にも取り組みました。

個人のお客さまへの取り組みとしては、非対面で完結するローン商品「しみずWebオートローン」及び「しみずWeb教育ローン」を導入し、お客さまの利便性向上に取り組みました。また、デジタル化の進展やお客さまのライフスタイルの変化に対応すべく清水銀行アプリの機能を拡充いたしました。

アライアンス戦略としては、SBIグループとの連携を一層強化し、お客さまのIT化・業務効率化を支援するクラウドサービスの提供や事業承継・M&Aにおける提携、「SBI4+5ファンド」への出資等に取り組みました。また、外部機関やスタートアップ企業等との業務提携も拡充し、より質の高いコンサルティングサービスが可能となりました。

地方創生への取り組みとしては、静岡大学及び静岡県立大学で行っている講義を通じて、地域の将来を担う若手人材の育成に取り組みました。

こうした取り組みにより、お客さまにご満足いただけるサービスの充実を図ってまいりました。今後も地域から必要とされ続ける銀行として、全役職員の力を結集し、地域経済の発展を実現してまいります。皆さまにおかれましては、倍旧のご支援、ご愛願を賜りますよう心からお願い申し上げます。

頭取 岩山靖宏

代表取締役頭取 岩山 靖宏