ニュースリリース

　清水銀行（頭取：岩山　靖宏）は株式会社国際協力銀行（総裁：前田　匡史、以下「JBIC」）との協調融資を行いますので、お知らせいたします。
　今回の融資は、当行とJBICが、それぞれ株式会社ヤザキ（代表取締役：矢崎　尚行）並びに株式会社ヤザキのアメリカ合衆国現地法人であるAmerican Yazaki Corporationとの間で融資契約を締結するものです。
　本契約は、平成26年6月に当行とJBICとの間で締結した業務協力協定に基づき組成された7件目の協調融資案件となります。
 
　株式会社ヤザキは、静岡県磐田市に拠点を構え、射出成形、中空成形を中心とする各種プラスチック成形品等の製造・販売を行っている企業です。同社は2009年にアメリカへ進出、現地法人を設立し、家庭用芝刈り機等の小型汎用エンジン向けのガソリンタンク等、プラスチック製部品の製造・販売事業の拡大を図っております。
　本件は、こうした株式会社ヤザキの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもので、製造ライン増設、機械設備導入について清水銀行とJBICとの協調により総額6,600千米ドル相当を融資するものです。
 
　清水銀行では、県内お取引先企業の海外展開を支援するため、平成29年7月に当行初の海外拠点となるバンコク駐在員事務所を開設するなど、支援体制の強化を図ってまいりました。県内企業の海外現地法人の資金ニーズは、資金調達手段も親会社からの借入（通称　親子ローン）のみならず、現地通貨建て融資等多様化してきております。今後も清水銀行では、お取引企業の　海外展開資金ニーズに対して積極的に支援してまいります。

【今回の協調融資の枠組み】