加藤 大智

no.02

本店営業部 渉外
加藤 大智(かとう だいち)

人文社会科学部卒業 2017年度入行

お客さまに親しまれることが、信頼関係の始まりです。

お客さまのところへ出向き、融資の相談や事業継承、資産運用のご提案などを行うのが、渉外の主な仕事です。近頃では新型コロナウイルスの影響により、融資の相談が増えています。資金ニーズは運転資金や設備資金など幅広いため、お客さまに合ったものを見極めてご提案しています。

現在勤務している本店営業部では、お客さまは中小企業や商店を経営なさっている方が多く、高齢化に伴う事業継承についてご相談いただくケースがよくあります。家業を親や家族から引き継ぐ方、M&Aで事業を譲る方など、お客さまによってさまざまな課題、ニーズがあります。そのような時に、私たちは客観的な立場から試算を行う、または情報をデータ化して提示するなどして課題を洗い出し、その解決に向けたサポートを行います。金融のプロとして状況をきちんと捉え、お客さまにとって最適なご提案をしていくことが大切だと考えています。

長期にわたる案件や規模の大きな案件になると、準備期間も長くなりますし、協力していただく方も多くなってくるので、大変なこともあります。社会の状況は常に変化していくため、細かなフォローが必要になります。しかし案件を進めていくうち、徐々に関わってくださる方々とは同志のようになることができます。そうして一緒に一歩ずつ前進して、融資の実行に至った時は非常に嬉しいですし、大きな達成感を感じることができます。また、その方々から信頼や、感謝の言葉をいただけるとさらに嬉しく、今後の仕事のモチベーションにもつながります。

一方で、さまざまな要因が重なり、お客さまの希望・ニーズにお応えできなかったこともあります。せっかくご相談をいただいたのに、お応えできなかった時はとても辛かったですし、お客さまに対して申し訳ない気持ちになりました。その時は気持ちを切り替え、次のご相談をいただけるよう頑張りました。日頃から信頼関係を築いてきたおかげもあって、お客さまからは現在もご相談をいただいています。

現在の職場がある清水区には高校の3年間通っていたこともあって、清水という土地には愛着を感じていました。就職を考えた時に清水銀行を選んだのは、やはりこの地域のために働きたいという想いがあったからです。地域の経済はたくさんの人によって支えられ、発展していくものです。私も当行の一員として、その支えになりたいです。

今後は、企業の海外進出をサポートする業務にも携わりたいと思っています。海外に関わる業務はその国の文化や人に触れることができますし、現地の経済や社会について知ることができます。通常の業務ではできない経験や知識をたくさん得られるので、ぜひ挑戦してみたいです。これからもビジネスにおける大変さや難しさなど、多くの経験を積むことで、将来、銀行員としてより豊かで面白味のある人間になりたいです。また私生活では、楽しくて明るい家庭を作っていきたいです。

私のキャリアパス

2017年 入行 三島支店 融資
2019年 下香貫支店 渉外
2020年 本店営業部 渉外

私の上がること

体を動かすのが好きで、よくランニングをしています。走っている時間は一人になれるため、その日あったことを反省したり、頭をリフレッシュするのに最適ですね。妻と外食に出かけるのも、良い気分転換になります。

ある1日のタイムスケジュール

8:15 出勤
8:45 朝礼
9:00 打ち合わせ
9:30 お客さま訪問
12:00 昼休み
13: 30 お客さま訪問
16:00 日報まとめ・翌日訪問準備
17:00 退行

学生の皆さんへ

清水銀行は静岡県を基盤に、法人や個人、あらゆるお客さまのニーズにお応えしています。地域経済の根幹を支え、サポートしているのが地域の金融機関であり、当行であると思います。皆さんも幅広い視野を持って、本当に自分のやりたいこと・チャレンジしたいことに全力で取り組んでいってください。