Senior message先輩メッセージ

渉外担当として、法人のお客さまの経営課題を解決するために、日々さまざまなご提案を行っています。焼津という土地柄から、水産業に携わるお客さまが中心で、ほかに製造業やハウスメーカーといったお客さまも担当しています。経営課題は企業ごとに異なりますので、ご融資だけではなく、当行の提携先やお客さま同士を結ぶビジネスマッチング、資産運用など、色々な手法を用いてサポートをしています。例えばビジネスマッチングでは、利益を多く出された企業であれば、節税対策が行えるような提携先をご紹介したり、新たな設備を導入したいというお客さまであれば、利用できる補助金について細かく情報提供できる提携先をご案内したりと、さまざまなパターンをご提案しています。

お客さまからご質問やご要望をいただいた際には、迅速に返答やご提案を行うよう心がけています。ご相談がいくつも重なってしまい、複数の案件を同時進行で対応しなければならない時は、対応が遅れてご迷惑をおかけしないよう注意しています。新型コロナウイルスが蔓延した時期などは、経済的な要因からさまざまな問題が発生し、お客さまからのニーズが急に増えて、対応に追われたこともありました。多い時には５〜６件を同時に対応したことがあり、その際は対応が遅れてご迷惑をおかけしてしまうことのないよう、すべてのお客さまに対して素早くお応えすることを第一に考えました。さらに、明確に優先順位をつけて、業務に取り組むように注意しました。もし融資が遅れてしまえば、お客さまに大きな影響が出てしまう可能性があるので、日頃から頻繁に足を運び、ヒアリングなども行いながら、常にお客さまとその周りの状況を把握しておくことを心がけています。そこで得た情報をもとに、上司にも相談したうえで判断し、優先順位を決めています。

お客さまにとって、当行は複数ある取引金融機関のひとつです。その中で、「清水銀行さんに真っ先に相談をしたよ。」と言っていただけた時には、何度もお客さまを訪問した甲斐があったと、とてもやりがいを感じます。また、この仕事は多種多様な企業と出会い、知識を高めることができる点も魅力です。私は焼津市出身で、現在も焼津に住んでいるのですが、この土地についてまだまだ知らないことが多いのだと、改めて気づかされます。ほとんどのお客さまは年上で、企業を経営されている方たちですので、経験が豊富です。お話をしていると、自身の学びになることが多々あって、とても勉強になります。

現在、2級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP2級）の資格取得を目指しており、終業後や週末など時間を決めて、集中して勉強しています。さらに、中小企業診断士や宅地建物取引士の資格にもチャレンジしたいと考えているので、今後は一層自己啓発や自己研鑽に継続的に取り組んでいきたいと思います。自身のスキルを高めて、渉外係としての引き出しを増やし、多くのお客さまから信頼される銀行員になりたいです。そしてお客さまにとって、何かあれば真っ先に相談していただけるパートナーでありたいと思います。