Senior message先輩メッセージ

MA（マネーアドバイザー）は、お客さまのライフプランやニーズに合わせた、資産形成のお手伝いをします。私は主に個人のお客さまを担当していますが、取引先の企業が例えば資産運用のため投資信託を購入したいといったケースでは、渉外担当の行員と同行訪問して、一緒にご説明をすることもあります。投資信託は資産形成に役立つ一方、リスクが付きものです。リスクの許容度は人によって異なりますので、その方がどこまで受け入れられるのかをしっかり把握することが大切です。そのために欠かせないのが、情報収集です。まずはお客さまの立場に立って、じっくりとお考えをお聞きします。会話の中からお客さまのニーズを洗い出し、明確にしたうえで一人ひとりに合った、最適なご提案をするように心がけています。

清水銀行に入行してから、仕事を通じて地域のさまざまなお客さまとの出会いがあり、今まで以上に地元である静岡県が大好きになりました。これまで菊川、藤枝、静岡の支店で勤務し、地域によってお客さまにも特色があることを実感しました。例えば、県西部は農業に携わる方が多く、静岡市の中心市街地では若い世代が多くいらっしゃり、現在の磐田支店ではご年配の方が中心です。ご年配のお客さまでは、リスクを抑えた資産運用を行いたい、というご相談をくださる方が多いように感じています。以前、とあるお客さまへNISA制度をご紹介した際、正しく制度の概要をご理解いただけるように、パンフレットやタブレットを活用して説明を行い、積立や分散投資といった投資手法について細かくご案内しました。

わかりやすさを意識し、試算の結果を図表などで工夫してお見せし、時には自分の話なども交えながらご説明したところ、「今まで資産運用について考えたことはなかったけど、村松さんの話を聞いて、興味を持ったよ。」というお言葉をいただきました。これまで興味のなかった方が資産運用を始めるきっかけになったり、「村松さんに出会えて良かった。」と言っていただけたり、お客さまとの信頼関係が築けたと実感できた時は、本当に嬉しいです。

当行は女性でも幅広く活躍できる職場ですので、ゆくゆくは、企業への融資などにも携わっていきたいです。そのためにも、渉外係に同行する際にはその機会を活かして、企業経営者とのやりとりについて学んだり、行内の土曜講座などの自己啓発支援制度を利用して、１級ファイナンシャル・プランニング技能士と宅地建物取引士の資格を取得したいと考えています。また、資格を取得することでより一層の知識を身につけて、お客さまへのさらなるご提案に役立てていきたいと思っています。そしてお客さまからも、清水銀行の仲間からも愛される行員を目指したいです。