ニュースリリース

国際協力銀行との業務協力協定書を締結
~タイ進出企業へバーツ建て協調融資を実行~

平成26年6月6日
株式会社 清水銀行

 清水銀行(頭取 豊島 勝一郎)は、このたび国際協力銀行(代表取締役総裁 渡辺博史) と、海外業務進出支援体制の強化を図るため、業務協力協定を締結しました。本協定の締結により、地域のお客さまの海外事業展開に関して投資環境等に関する情報提供や、協調融資案件拡大に関して、国際協力銀行と清水銀行が緊密に連携して支援することができるようになりました。

 国際協力銀行(以下 JBIC)は1950年に設立された日本輸出銀行を前身とする100%日本政府出資の政策金融機関です。国内は東京と大阪に2拠点、海外はアジア、南米、アメリカ、ヨーロッパを始め全世界に16ヶ所の駐在員事務所を有しています。JBICは当初より開発途上国向けのエネルギー資源開発等のプロジェクト融資を中心に行ってきましたが、近年、地方銀行と協調による中堅・中小企業の海外事業展開に向けた取組みも積極展開しております。

 今回、本業務協力協定に基づく清水銀行とJBICとの初の協調融資案件として、お取引先の中堅自動車部品製造業のタイ現地法人に対する設備資金融資(総額約2億円)を実行いたしました。

 静岡県内では、輸送用機械等の製造業を中心とする中堅・中小企業が主にアジア地域に製造拠点を設立する中、海外現地法人の外貨建てを含めた資金ニーズも増加しております。当行はこれまで県内企業への親子ローン(海外現地法人への転貸資金)等で対応してきましたが、今回はじめてJBICとの協調融資による現地通貨建ての対応を行いました。

 県内企業の海外現地法人の資金ニーズは増加することが見込まれることから、清水銀行では、今後もお取引先へのコンサルティング営業を強化し、地域のお客さまの海外事業展開について積極的に支援してまいります。

中堅・中小企業向け協調融資の枠組み(例)
中堅・中小企業向け協調融資の枠組み(例)
本件に関するお問い合わせ先
清水銀行 支店営業部 担当:望月、諸田
TEL 054-366-9990