ニュースリリース

フィリピン大手 メトロポリタン銀行と業務提携
~国際協力銀行との覚書に参加~

平成25年7月23日
株式会社 清水銀行

 清水銀行(頭取 豊島 勝一郎)は、フィリピンの資産規模第2位の商業銀行 メトロポリタン銀行(Metropolitan Bank and Trust Company以下メトロバンク)と株式会社国際協力銀行(略称 JBIC)との間で締結された業務協力のための覚書に参加する形で、この度メトロバンクとの提携関係を結びました。今回の提携により、地元企業・事業主の皆様のフィリピンへの進出をメトロバンクと連携し、積極的に支援していくことができる体制を整備いたしましたのでお知らせします。

 フィリピンは、人口約9,400万人で、ASEANの中ではインドネシアに次いで2番目に人口が多い国です。ASEANの人口上位国の中では最も若年労働者層が厚く、また、ASEANの中では珍しく英語を公用語としている国で、比較的容易にコミュニケーションを取ることができるため、海外生産拠点を中国以外にも持ちリスク分散を図る「チャイナ・プラス・ワン」戦略において、近年日系企業の注目を集めている国の一つとなっています。
メトロバンクはマニラで創業し、現在は金融中心地のマカティに本店を置く資産規模第2位の商業銀行で、国内に760以上の拠点を、海外には38の拠点を持っています。また、日本に初めて支店を開設したフィリピンの銀行であり、現在は東京と大阪に拠点を構えています。

 本覚書の下、メトロバンクが開設している日系企業担当窓口(ジャパンデスク)やフィリピン国内の拠点網を活用しながら、今後、清水銀行を介して既にフィリピンに進出している、あるいは新たに進出を検討している地元企業の皆様に、現地のビジネスパートナー候補の選定、必要な事業許認可取得、有能な現地職員採用方法などに関する非金融的アドバイザリー・サービス等を提供いたします。また、今後フィリピンでの融資についても、当行からの信用供与に基づきメトロバンクによる現地法人への融資供与を検討していきます。

清水銀行の海外取引支援体制
清水銀行の海外取引支援体制
本件に関するお問い合わせ先
清水銀行支店営業部 担当 諸田、望月 TEL 054-366-9990